みどりのゆび 多摩丘陵フットパス・ウォーク
 


 第16回 【多摩丘陵縦走:鎌倉円海山と武相国境の古道をゆく】
【講師:宮田太郎氏(歴史古街道研究家)】 

2012年6月18日(月)(10:00〜16:30)

 

【コース】:大船駅(10:00)〜バス移動「稲荷森」下車〜いたち川〜證菩提寺と琴平神社〜上郷市民の森〜みずき広場(昼食)〜白山社〜武相国境〜瀬上市民の森〜瀬上池〜上郷猿田、深田遺跡〜「山手学院」バス乗車〜大船駅解散(16:30)
・参加者:16名
・天気:晴

 

 大船駅集合、出発(10:12)、参加者16名。 大船駅よりバス、環状4号線、鎌倉女子大を通り
「稲荷森」下車(10:37
)
        
本日のコース説明。飛鳥時代に測量、府中と金沢八景の野島を結ぶ分水嶺,武相国境の古街道を歩く(10:41)。 バス停から旧道へ。「稲荷森の石 重量百五キロ
(二十八貫)」の説明看板前
  
「青葉橋」。ここから旧道に沿って流れている「いたち川」を散策する。 「稲荷森の水辺」として川遊びができるように整備
されている。
 
しじみと稚貝。また砂鉄の黒砂も、魚も多い。 オランダガラシ(クレソン)や牛の顔に似たミゾソバ
が群生、ヒルガオが咲いていた。
 
「いたち川」の自然散策を終え、證菩提寺(しょうぼだいじ)へ向かう(11:00) 真言宗高野山派の古刹 證菩提寺へ(11:06)
 
頼朝が、身代わりなって戦死した若武者供養のため建立、鎌倉の丑寅(東北)の鬼門にあたり鎌倉幕府鎮護の意味もあるとの説明。 本堂,一心院證菩提寺。笹りんどうの源氏の家紋
が見られる。
            
 五輪塔のある本堂の裏山 本堂の裏に鎌倉時代の五輪塔がある。
  
山頂には琴平神社(岡崎堂→大日堂)と鐘楼がある。 證菩提寺を後に、尾月橋へ向かう。
 
 尾月橋付近で、現在位置確認(11:37)  これから向かう「上郷市民の森」。反対側の「本郷
ふじやま公園」とともに、鎌倉への入口となる街道
の重要な見張り砦であったのではと。
                
 上郷市民の森を登る(11:50) 上郷市民の森では、須恵器(1200℃)、土師器(800℃)
の土器や鉄砕片(たたら製鉄があった証拠)が多く
見つかる。
  
さらに、土器や鉄砕片の発見とここの人工的な傾斜地からも、ここは中世の砦跡と考えられると。 上郷市民の森を下る(12:13)
  
 上郷市民の森を下りた「みずき広場」で昼食(12:30) 昼食後の一休み。
  
 なぜか、ユニクロとマックが。ここで冷たいもので一息入れる(13:22)。  横浜市の名木古木指定のカヤの木の実、良い香りが。
下には「いたち川」が流れる
  
山際の涼しい道を通り抜け一休み。 白山社へ、鍛冶職人達の守り神と鎌倉幕府の鬼
門・丑寅(東北)の方向の守りも(13:51)。
   
 白山社の横を抜け武相国境へ向かう。 武相国境は気持ちの良いハイキング道として整備
されている。
  
 円海山周辺の瀬上市民の森と氷取沢市民の森の案内図の説明(14:05)。 武相国境、瀬上池を目指して尾根道を歩く
 
 山の上に鎌倉天園を展望 道標もしっかり整備されている。
  
 途中これが「タマネギ岩」との説明。多摩丘陵の地層とは違い、三浦半島の隆起した地層である。 この尾根道は武相国境で、「たたら師」が通った道、
円海山周辺にはたたら製鉄の遺跡がいくつも発見
されている(14:32)。
 
 武相国境から漆窪広場へ下る(14:40)。 漆窪広場へ、長い階段を下りる。
               
 湧水の流れに沿って漆窪広場へ。 瀬上市民の森、漆窪広場(14:46)
  
 池の上休憩所(15:00) 上を見れば青空も
 
 神秘な瀬上池へ(15:05) 瀬上池を上から
  
 瀬上池の周囲を歩く。 瀬上池からはトンネルを通て水が流れ出ている。
 
 160万年前の地層が現れている。 150万年前の貝の遺跡が発見された。
    
 天気がすっかり晴れ。この辺は、上郷猿田遺跡(縄文〜奈良)、上郷深田製鉄遺跡(奈良〜平安)である。 深田遺跡、深田やぐら郡(横穴古墳)(15:52)
  
 お疲れ様でした。「山手学院入口」バス停前で。ここからバスで大船駅に戻りました。(16:11)  
 今回大船駅からバスにて稲荷森へ、そこからいたち川沿いに上郷市民の森、多摩丘陵とは異質の武相国境尾根、
瀬上市民の森、神秘的な瀬上池を歩き、残され豊かな自然の爽やかな自然フットパスでした。
また、途中で、鎌倉幕府にまつわる證菩提寺、白山社の歴史を学び、さらに上郷市民の森の地形と土器や鉄砕片
の発見から砦跡ではとの歴史ミステリーの話など、楽しい歴史フットパスでもありました。(田邊)
主  催:NPO法人「みどりのゆび」
講  師:宮田太郎氏(歴史古街道研究家)
事務局:神谷 鈴 木 田邊
 
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