みどりのゆび 多摩丘陵フットパス・ウォーク
 


【フットパス専門講座:桜の成瀬“東雲寺”裏尾根コースを歩く】 

【講師:宮田太郎(歴史古街道研究家)】 

(2016年3月17日(日)10:00〜15:30)

 

【内 容】町田市の成瀬町と横浜市青葉区の間の南北の尾根(県境尾根)は、南北方向に伸びる多摩丘陵の背骨の一つで絶景の丘です。横穴古墳も眠る尾根から見る富士山や丹沢連峰の風景は格別。貴重な小さな白鳳時代の釈迦如来像が遺る成瀬東雲寺から長津田までの里道や古道などを探っていきます。
【コース】東急こどもの国線「こどもの国駅」改札口前に午前10時集合〜県境古道(尾根古道)〜熊谷横穴古墳群の尾根〜成瀬東雲寺〜杉山神社〜自由昼食〜鎌倉古道〜県境尾根〜吹上〜恩田川〜鎌倉古道の地神塔〜恩田烏天狗石塔〜与平坂〜義民原島源右衛門供養塔〜JR横浜線「長津田駅」。約5.5キロM。解散は15時30分
・参加者:26名
・天気:晴れ

    

こどもの国駅前集合、宮田太郎(古街道研究家)講師よりコース説明(10:00)。桜の開花はまだ。参加者26名、天気晴れ。 山形よりフットパス長井の浅野さんも参加。
 
まずはスーパー三和横の「ならやま公園」へ。ここに横穴古墳?があるらしい。 スーパー三和駐車場を抜け、成瀬尾根へ階段を登る。白い崖の地
層は海底が隆起したものと。
成瀬尾根を歩き始める。ここは県境尾根古街道で、左が成瀬の住宅街、右が横浜市の緑地。玉川学園から続いている。 町田市街地、丹沢山塊が見渡せ歩いて気持ちの良い道。
 
ここから成瀬尾根1号緑地の小径へ入る。現在と明治の地図で道を確認をする。 雑木林の中の道を気持よく進む。
 
途中の山道に粘土質の井桁模様の地層が現れている。 風の広場で休憩。この尾根道周辺は「成瀬の自然を守る会」の方々
の長年の努力で整備されている。
 
景色が開け、青空に鉄塔、段々畑が広がる。 気持ちの良い小径をさらに進む。
  
ここでは硬化層の地層が現れていると。 人が踏み固めた黒い硬化層と上下の地層がはっきり出てますと。
普通は雨で洗い流されてしまい、なかなか見られないと。
 
ここでも縄文土器の破片を発見。町田は縄文遺跡が豐富、土器はどこでも見られますと。 草地が開け、東運寺へ向かう。
 
ここからは町田市街地の展望が素晴らしい。 町田中心街、成瀬の住宅街に比べて高台にあることがよく分かる。
       
東運寺の桜も見事であるが、今日はちょっとまだ早い。 東運寺境内の金比羅神社に”玉川”の地名の記された鏡があり、
順番に拝見。
  
”玉川”の文字。これが玉川学園の名の由来らしい。 六角形の釈迦堂には、七世紀後半の白鳳誕生仏が祀られている。
関東以北では最も古い仏像である。
     
東運寺の隣は成瀬杉山神社。ここで自由昼食(12:10)。 昼食後,午後の部スタート(13:20)。
 
東運寺の横を尾根へ登り、「成瀬山吹特別緑地」へ。町田市景観大賞の眺望。薄っすらと丹沢山塊が。 尾根緑道の終点、吹上を降りる。ここからは鎌倉古道成瀬道を歩き、
恩田川を渡り、成瀬グリーンセンターへ向かう。
 
成瀬グリーンセンター前の与平衛坂を登る。烏天狗や地神塔が坂の両脇に祀られている。 坂を登り切ると、東急長津田車庫へ出る。ここは「なすな原遺跡」で
あり、日本最古の縄文土器の一つが発見されている(12000年前)。
 
ここの畑も「なすな原遺跡」の一部。 お疲れ様でした。長津田駅で解散(15:20)。
 
「まちだフットパスガイドマップ2-9(みどりのゆび発行)」の「成瀬尾根から長津田」コースを歩く。古街道研究家宮田太郎講師による現在と明治の地図を見ながら古道を確かめ、豐富な歴的ロマンのエピソードの話に耳を傾け、何よりも尾根伝いの気持ちの良い雑木林や広がる畑や農道の小径を歩き、そして、眺望の良い素晴らしい風景も交えた自然と歴史ロマンのフットパスでした。参加者26名、天気晴れ。(田邊博仁)
補足:配布資料による今日の歴史ロマンのポイントは2つ、@江ノ島―成瀬尾根―武蔵国府(府中)―日光男体山へ真っ直ぐな南北正中線が引け、古道作りの測量ラインの存在。A熊ケ谷横穴墓群、なすの原遺跡などから出土した須恵器類から高度な技術を持った渡来人の集団の存在がこの辺にあったと考えられる。(田邊博仁)
主  催:NPO法人「みどりのゆび」
講  師:宮田太郎(歴史古街道研究家)
事務局:尾留川、鈴木(郁)、田邊
 
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