みどりのゆび 多摩丘陵フットパス・ウォーク
 


【『多摩丘陵北西部トレイル』第2回:小山田緑地→横浜線相原駅】
〜鶴川駅から高尾山までフットパスをつなげる〜 

(2013年11月24日(日)9:45〜15:00)

 

【内 容】第1回は小田急線の鶴川から小野路を越えて、小山田緑地まで歩きました。今回はその続きです。当初の予定は京王線の多摩境駅が目的地だったのですが、健脚がそろっていたので、横浜線の相原駅まで足を延ばすことができました。これで高尾山まで残り1回で完成しそうです。公園からスタートして落ち着いた田舎道、歴史を感じさせる旧家や古い庚申塔のある道などを辿りながら、ひたすら西に向かいます。松本先生の開拓したコースはムダがありませんね。直球のようでいて変化球になっていて、楽しめました。
【コース】小山田緑地駐車場〜大泉寺〜養樹院〜南多摩斎場〜尾根緑道〜清水寺〜青木屋敷〜横浜線相原駅 約10キロコース
・講師:松本清
・参加者:16名
・天気:快晴

 

小山田緑地の展望台に着くと、遠くに箱根から丹沢の山並み、霊峰富士山、大菩薩連峰、さらには奥多摩から武甲山まで見えました。この景色を見ると、気持ちが清々し、武蔵野の血が騒ぎます。 旧家の後ろに石碑が。「紅顔にして家郷を出で 
白髪にして標淪を悔ゆ 留邨孜々の朋  悠揚
として 老と楽しむの秋」と読めました。銘は「薫」
かな。人生を振り返って石碑を残す、いいですねえ。
 
小山内裏公園のベンチを囲んで楽しいお昼の時間。常連に混じって新しく参加した方も、半日歩けばもう仲間。打ち解けた雰囲気が楽しめます。 手弁当を持参したり、コンビニで調達したり。今日
のお昼は自由。「このグループの活動は面白い。
ちょっと事務局を手伝おうかな」という人も混ざって
います。
 
樹木の根元から紅葉の葉がきれいだと思って見とれていたら、ツタウルシと教わりました。有名なウルシよりもかなり強烈だそうですから、くれぐれも触らないようにお願いしますね。 清水寺の観音堂の正面には4枚の絵が彫られて
います。これは一緒に琴を弾いている様子。この
ほかにも、みんなで囲碁や書画を楽しんでいる様
子も見られます。
 フットパスをつなげて町田市の丘陵部を東西に横断するトレイルを作ろうと、取り組んでいます。小田急線の鶴川駅を出発点とし、京王線の高尾山口駅を目的地とすれば、延べ32キロ、7時間コースですが、今回は旅の前半の2回目。小山田緑地東側にある駐車場から約10キロ、2時間コースをゆっくり横浜線相原駅まで歩きます。集合地は小田急線の町田駅から多摩丘陵病院行きのバスを使って日大三高前で降りればすぐ先です。駐車場から公園散策を開始。すばらしい紅葉の下につながる木道は、CMの中で八千草薫が歩いたそうです。小山田氏の三兄弟が駆けたであろう放牧地を越えて丘を登った展望台からは、前回と同じく丹沢山地や富士山、大菩薩、さらに奥多摩、奥武蔵の山々が一望です。裏道を通って大泉寺の入り口に到着。ここは小山田氏の菩提寺で、宝篋印塔(ほうきょういんとう)があるというけれど先を急ぎ、立派な旧家の裏の坂を登って養樹院に。旧家の裏で素敵な石碑を見つけました。自分の生涯を綴り自宅の裏山に残す。なかなか風流な人です。この辺りには南北に奥州古道常盤道が通っています。さらに南多摩斎場を回って、尾根緑道の入り口に来ました。戦車訓練用に作られた道です。昼食は、高台のテーブルを囲んで思い思いのパンや弁当。付近は小山内裏公園となっており、カエデの紅葉がすばらしい。木の根元に紅葉するツタウルシにかぶれると大変と教えていただきました。急な階段を下ると池の中に枯れ木が立ち並び、上高地の風景を思わせる静かな場所です。横のなだらかな斜面をあがると「あゆの道」に出ました。津久井湖の鮎を登戸、三軒茶屋を通って江戸・日本橋の魚河岸まで50キロ余りを運ぶ津久井往還です。健脚でも10時間はかかりますから、前日取れた鮎を夜のうちに運んだのかも知れません。腐らないように、魚を昆布で包んでおくといった工夫もあったのかもしれません。多摩美大の横を通ると、学生が現代彫刻に取り組んでいるのか、町工場のような騒がしい音が聞こえてきました。やがて国道16号の旧道にぶつかります。ロテン・ガーデンという温泉がみえますが、もう少しがんばりましょう。左手に街道を離れ、住宅街の普通の民家の庭先に蚕種石(こたねいし)が展示してあります。また16号に戻って、相原交差点から町田街道を右折し、西に進むとすぐに清水寺(せいすいじ)があります。急な階段を二つ登りきると、観音堂の周りに見事な竜や花鳥、河川、人物遊戯などの精巧な彫りものが待っています。琴や囲碁を楽しみ、書や画に取り組んでいる様子をいきいきと彫りこんでいます。思わず笑ってしまいました。周囲はうっそうとしたアカガシの群落に囲まれ、落ち着いています。町田街道に沿って新道の国道16号をくぐると、青木医院が出てきます。多彩な人材を輩出した名家の青木屋敷です。茅葺屋根で現役のお医者様。幕末から明治にかけての豪農の生活を知る上で貴重な住宅です。ここから相原駅はすぐそこ。次は新春3月を予定、高尾山を目指します。(片岡弘)
主  催:NPO法人「みどりのゆび」
講  師:松本清
事務局:神谷、鈴木(郁)、坂本、片岡
 
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