みどりのゆび 多摩丘陵フットパス・ウォーク
 


【江戸・東京フットパス:“東京古道”新発見!“】 
〜東京タワー渓谷と芝離宮&前方後円墳の謎〜
【講師:宮田太郎(歴史古街道家)】 

(2014年11月15日(土)10:00〜14:30)

 

【内 容】東京の芝は、町田の小山田や鶴川駅前と「芝溝街道」でつながっていた(芝は東京の当地方、溝は相模原の上溝)深い縁のある地域。旧海岸に面した増上寺の丘は、前方後円墳や円墳群がかつては並んでいた古代遺跡の丘で、今でも最大級の丸山古墳が遺されています。かつて海岸にあった芝離宮庭園や知られざる東京タワー渓谷などを探索しましょう。
【コース】JR「浜松町駅」北口改札前 10:00AM 昼食自由約5キロ。R「浜松町駅」北口改札前〜旧芝離宮恩賜庭園〜イタリア庭園と江川太郎左衛門英敏の砲術教練所跡〜昼食(都営大江戸線「大門前」駅周辺で各自自由)〜芝大神宮〜尾崎紅葉生家跡〜「め」組や生姜祭りで有名な芝神明神社〜消えた江戸幕府大石塔群跡と徳川家霊廟・増上寺〜東照宮〜丸山古墳〜宝珠院〜東京タワー渓谷 解散(16:10)
・参加者:17名
・天気:快晴

 

浜松町駅10時集合、今日のフットパスは芝離宮よりスタート。コース説明を聞く皆様。 中島をバックに、芝離宮の歴史、見どころを説明す
る宮田先生。後ろの堤は西湖の堤を模している。
 
木漏れ日の美しい紅葉が庭を彩る。大山,枯滝に見立てた庭園を歩く。
この石柱は、後北条氏に仕えた戦国武将・松田憲
秀旧邸の門柱を運び入れたもので、茶室の柱とし
て使われたと推定。
 
小休止のあとの記念撮影。 庭園内を歩く。海水取り入れ口を見て歩き、外へ。
外の周辺は砲術教練所があった地域。
 
東海道線をくぐり、慶応義塾跡へ(11:45)。築地の家塾をここへ移し年号に因んで慶応義塾と称した(1868)。 この辺りは町人居住地で「芝神明町屋跡遺跡」の
案内碑がある。税金対策から間口狭い区割り町
家が東海道の両脇にびっしり並んでいた。(12:00)。
 
大門駅周辺で昼食。午後はここ貿易センタービルからスタート(13:10)。
芝大神宮への参道(13:20)。平安時代創建の芝神
明社(伊勢宮)の参道はかっての海岸線船着場に
まっすぐ伸びているのでは?と宮田先生。
 
芝大神宮の拝殿と大鳥居。 参道を登る新郎新婦に出会う。
     
近くの尾崎紅葉生誕地を訪ね、芝大門から増上寺へ向かう。この門の前の左右の道が、最古の東海道、徐々に現在の旧東海道(大門駅付近)へ移動したのでは?と宮田先生。 区役所の横に仙台藩伊達家の支度所であった。
伊達騒動にちなんだ「浅岡飯炊きの井戸」と伝わ
る。ここで小休止(14:10)
 
区役所と東京プリンスホテルの間はかって松原があった。松は枯れクスノキの大木が茂っている。復元している。
松原の向かいは東京プリンスホテルと駐車場であ
る。ここには徳川家北廟で、大石塔群があったが、
東京オリンピックのため一挙に消えたと、明治30
年頃の鳥瞰図を見ながら。
 
プリンスホテルの北側に増上寺の御成門が残されている。震災や戦火からのがれて今日に及んでいる。漆喰で塗り込めた門である。(14:30) 第8代将軍吉宗によって建立(1716)。左右に広目
天・多聞天の二天がまつられている。日光の東照
宮のような豪華な名残りが残っている。
 
これから増上寺三解脱門を入る。(14:40) 大殿(昭和49年再建)の後ろに東京タワーがそび
えている。
     
徳川将軍家墓所の鋳抜門前で。(14:50) 六代将軍家霊廟の中門を移築した鋳抜門。
 
経蔵。家康が増上寺へ寄進した経などが保管されていた。 旧方丈門。
 
方丈門から見た三解脱門
台徳院霊屋惣門。2代将軍秀忠の墓所、南廟の正
門。家光が建立(1632年)、朱塗り左右に金剛力士
像。
     
次に芝東照宮へ向かった。昔は増上寺安国殿と呼ばれ、明治の神仏分離により東照宮となった。(15:10) 芝東照宮のイチョウは家光が植えたものと伝わる。
しばらくすると見事な黄葉で地面も真っ黄色に染ま
る。
 
芝東照宮の長大な参道は後背の丸山前方後円墳から海浜へまっすぐ伸びている。 都内最大級の丸山前方後円墳。築造は5世紀中
頃過ぎとみられ、墳丘長125メートルもある。(15:30)
 
丸山前方後円墳を登る。巨大な大きさにびっくり。 東京タワーへ向かう。(15:40)
 
宝珠院の弁財天をお参りする。とてもお顔が良いというのでみなさんひと目見ようと。(15:50) 暗いお堂の中の弁財天。まん丸いお顔だ。
 
ここが「東京タワー渓谷」ですと名付け親の宮田先生。湧水の流れ、岩の感じ、本当に渓谷である。 渓谷を登ると東京タワーの真下に、まるで紅葉の
ように真っ赤だ。(16:05)
                        
東京タワー横の小道を登ると、小さなお堂があって、そこに石造りの如意輪観世音石仏が安置されている。 石仏のお堂の前で解散した(16:10)。
 
11月15日(土)に古街道研究家 宮田太郎講師による江戸・東京フットパスを行った。浜松町集合(10:00)。ルートは芝離宮庭園を散策、この辺は古代から中世は海岸線であった。ここから西の増上寺を目指す。途中、慶応義塾発祥の地、芝神明町屋跡などを歩き、大門付近で自由昼食。午後は芝大神宮、増上寺の大門を入り、東京プリンスと徳川家霊廟跡地との歴史的流れを確認、増上寺の御成門、二天門、三解脱門、徳川家霊廟をまわり、芝東照宮へ。そして丸山前方後円墳を歩き、良いお顔の弁財天、東京タワー渓谷(宮田先生名付け)から東京タワーで解散した(16:10)。
今回の宮田歴史ロマンは以下の三本の参道の謎である。丸山前方後円墳から芝東照宮の参道がまっすぐ海浜へ伸びているのは海人族の奉祀する神社と関係するのでは? 徳川家霊廟から芝神明社からの参道と増上寺大門の参道はまっすぐ伸びている、これは海岸船着場へ向かってたのでは? 楽しい歴史フットパスでした。(田邊博仁)
主  催:NPO法人「みどりのゆび」
講  師:宮田太郎(歴史古街道家)
事務局:神谷、田邊
 
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