みどりのゆび 多摩丘陵フットパス・ウォーク
 


【フットパス専門家講座:多摩三浦丘陵】 
〜相模湾眺望!逗子海岸のヤマトタケル道〜
【講師:宮田太郎(古街道研究家)】 

(2014年4月23日(土)10:00〜16:45)

 

【内 容】東日本と西日本を結んだ古い街道が古代から関東に何本かありました。記紀に記されたヤマトタケル東征のコースは関東にあった「古東海道」もその一つ。今回は湘南海岸の鎌倉・逗子から葉山〜横須賀で東京湾を渡ったその古い街道のうち、湘南逗子の高原地帯を越える絶景のコースを歩きます。
【コース】JR横須賀線「逗子駅」バスターミナル側改札口に午前10時集合〜亀岡八幡宮〜三浦胤義遺孤の碑〜六台御前の墓〜逗子市郷土博物館と古代東海道の痕跡〜謎の切通し跡〜渚橋(自由昼食。弁当の場合は公園や海岸で。レストラン複数あり)〜砂州上の古東海道〜披露山の古東海道跡〜披露山公園〜謎の円墳群〜大崎公園〜諏訪神社の古東海道〜天照大神社〜小坪港解散〜バス停から逗子駅、鎌倉駅へ。約6キロ。解散は16時45分。
・参加者:12名
・天気:晴れ

 

JR逗子駅東口に集合(10:00)、宮田講師より本日のテーマ「逗子の地形とヤマトタケルの歩いた古街道」とフットパスルートを資料を用いて説明。 市役所の隣、逗子の鎮守亀岡八幡宮にお参り。
亀の背中のようになだらかな岡であったことから鎌
倉の鶴岡八幡宮に対し名付けられたとも。
 
京急逗子駅を横切り、田越川へ出ると川沿いに、「三浦胤義遺弧(たねよしいこ)の碑」。承久の変後、戦いに敗れた三浦胤義の幼い遺児達4人が処刑され、その慰霊碑。          田越川沿いは徳富蘇峰・蘆花、国木田独歩らが過
ごし、そのゆかりの文学記念碑が多い。これは蘇
峰の顕彰碑。
 
この橋のあたりに船着場があり、伊東、真鶴の生魚が陸揚げ、さらに牛馬で山を越え、横須賀の浦郷へ、そこから舟で江戸まで盛んに運ばれた。 さらに田越川沿って進むと、「六代御前の墓伝説
地」(逗子市指定史跡)に出る。太いケヤキと大き
なタブノキの下に墓碑がある。
  
タブノキの下で説明。平家一門は壇ノ浦で滅びたが、維盛(五代)の嫡男六代(12才)は捕えらえたが頼朝と親しい文覚上人の助命で弟子(妙覚)として仏道に。頼朝の死後、謀反の容疑で処刑された(1199年、26才)。 大きなケヤキの下の墓碑。水戸藩氏平典盛が建
立。源氏の地が平家終焉の地とは。7月26日に
供養祭が行われている。
 
田越川沿いから桜山を昇り郷土資料館へ向かう。歩きやすい道だ。 郷土資料館の説明。建物は大正元年築の徳川家
16代家達氏の別荘を改築(1984年)。
 
郷土資料館にて本日の参加者たちと。 郷土資料館の窓からは逗子、江ノ島、富士山が
見える。
     
郷土資料館の逗子湾と午後歩く披露山と大崎公園の眺望。石原慎太郎の別荘地も。 昼食後、逗子海岸で珍しいツノガイ探しの童心へ
戻る。後ろの桜山には長柄桜山古墳群(国指定)
が2基、県内最大級の前方後円墳(4C)。平成11
年に発見、平成18〜21年に発掘調査が行われた。
 
見つけたツノガイと左にピンクのさくら貝。逗子海岸の砂浜は倍賞千恵子も歌った「さくら貝」の歌が作られた地でもある。 砂州上の古東海道。周囲より2〜5m高い砂洲、
ここを古東海道が披露山からここを通っていた。逗
子海岸の裏通りには、この砂州は地盤が固く石垣
を組んだ家が多くみられる。
  
逗子海岸の裏通りを古東海道が通っていた。現在はウェットスーツの若者が通る。 海岸から石原慎太郎の別荘の横を通り披露山の
古東海道の趣のある山道を昇る。このように枯れ
葉と小枝の道を残してほしいと。
  
披露山公園にて周囲を歩いてきた道を見渡す。 披露山からの相模湾の眺望と下には有名人が住
む高級住宅地、披露山庭園住宅。
  
眺望抜群の披露山公園。展望台、動物園もある。この丸いのは元砲台跡。 披露山公園からの眺望。葉山マリーナと遠くには
森戸海岸が。
  
披露山稲荷神社横の古東海道らしき痕跡。 披露山庭園住宅を通り、大崎公園へ至る。右の赤
い屋根の住宅地と山の谷間を古東海道が通り、光
明寺へ抜ける。
  
古東海道のルートを地図で確認。 大崎公園からの江ノ島、相模湾の眺望、晴れてい
れば富士山、大島も一望できる湘南随一の景勝地。
特に夕日が美しい。
  
大崎公園の大きな木をバックに記念撮影。 地元小坪の鎮守、天照大神社をお参り。
  
天照大神社の階段(174段)を小坪港へ下る。 小坪港で解散(16:45)、バスで鎌倉駅へ。
 
新緑のさわやかな一日(23日)、景勝の地・逗子を、いつものように現在と明治の地図を広げ、ヤマトタケルが歩いた古東海道(逗子、葉山から横須賀、走水、千葉へ)を、古街道研究家 宮田太郎講師の自説を含めての推定ルートを、歩く歴史ロマンあふれるフットパスでした。逗子駅をスタート、逗子中心を貫く田越川の川沿いから逗子海岸へ歩く。
川沿いには逗子の地ゆかりの文学記念碑(徳富蘆花、蘇峰、国木田独歩、泉鏡花、さらに最近では石原慎太郎)および鎌倉時代の逸話に関する碑(亀岡八幡宮、三浦胤義遺弧、六代御前の墓伝説地)など多い。さらに今回は行かなかったが、田越川沿いの丘陵には最近見つかり発掘された2基の県内最大級の前方後円墳(4C)、長柄桜山古墳群(国指定)がある。
逗子海岸からは、砂州の裏通り、ヤマトタケル古東海道を歩き、いかにも古道の趣の山道を披露山へ登る。ここには古道の痕跡があり、さらに、光明寺へ抜ける山道が古東海道であると説明。この辺りの披露山公園、大崎公園を歩く、ここは湘南随一の景勝地、葉山から三浦半島先端、江ノ島、相模湾、天気が良ければ伊豆箱根、富士、大島が一望できる。
小坪漁港が眼下にあり、ここで解散(16:45)、(田邊博仁)
主  催:NPO法人「みどりのゆび」
講  師:
宮田太郎(古街道研究家)
事務局:鈴木(郁)、神谷、田邊
 
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