•  フットパス活動の記録

農と緑の管理
2023.06.30
小野路里山にお越しください。

 当会の緑地と竹林は、町田市北部の小野路宿と調布市布田五宿を結ぶ、江戸期からの布田道に接しています。道幅が狭いため車が殆ど通らず、騒音と無縁な豊かな自然に恵まれています。
 月1回の管理作業は、この里山を味わいながら行っています。皆さま、昔懐かしい里山を訪ねて、ぜひ散策にお越しください。またご興味あれば、当会作業日のお試し参加も歓迎します。

景観とタケノコ目的で竹林を整備

1月15日(日) 天気:曇 参加者:6名

 昨年9月竹林の管理活用について専門家講義を受け、そのノウハウを活用し竹林管理を強化して来たが、春に向けて一層の整備を進めた。
 枯れた竹や傾いだ竹を伐採し、適当な間隔を確保することで、健全な孟宗竹を育成しタケノコも出易い環境作りに励んだ。

2月26日(日) 天気:曇 参加者:8名

 今回は参加者が多いうえ、チェーンソーや刈払機も活用したので、不要竹伐採や灌木下草刈りの作業が大いに捗った。
 その結果、竹林は今迄とは見違えるほど美しくスッキリした。また切通し付近の整備により、人気ある景観も改善された。

3月19日(日) 天気:晴 参加者:7名

 緑地裏の山地を調査した。10年来ご無沙汰の裏山は倒木多く篠竹も繁って踏み跡すら見えず、ヤブ漕ぎして何とか頂部の小祠に辿り着いた。
 次は竹林に向かい、不要小竹の除去などを進めたので、竹林は広々と見通しが良くなり、気持ち良く整備された状態に仕上がった。

4月16日(日) 天気:曇 参加者:12名

 今日はタケノコ試し掘り。竹林は整備したが、肝心のタケノコが見つからず、探し回って何とか小さいのを含め15本程度掘り出した。
 タケノコは毎年豊凶交互の傾向が強く、昨年豊作の反動か、今年は凶作の模様。また小野路地区は何処でも、貧作との情報も得た。

4月23日(日) 天気:曇時々晴 参加者:23名

 年に一度のタケノコ祭。多くの会員やゲストの参加を得て、必要数のタケノコを確保し、タケノコ入り豚汁を囲んで大いに盛り上がった。
 このアウトド ア・ランチを楽しみにしている方方は多いし、布田道通行者も増えているので、今後とも整備は進めていきたい。

5月7日(日) 天気:雨 管理作業中止

 通常のタケノコが終わった後は、穂先タケノコが採れると聞いたが、凶作年ではタケノコを掘り尽くしており無理と判明した。
 また緑地草刈りは、4月からの道沿い個人刈りにより、当面は急いで草刈りをする必要がないため、5月は完全中止とした。

日常的な環境保全活動

6月18日(日) 天気:晴 参加者:10名

 11日が雨天順延され、布田道へ落ちそうな木枝や枯竹の撤去、オオブタクサ抜去等の緊急課題解決を優先して作業した。
 当面のリスクは排除出来ても、継続して発生する問題につき、今後とも状況を見守りながら適切に対応していく必要がある。

恵泉女学園大学の田植えに参加

6月10日(土) 天気:曇参加者:40名(当会3名+家族)
 新入生を中心とした学部職員あげての田植えに、当会からは会員3名が参加して、楽しみながら体験実践することが出来た。


田植え(写真:恵泉女学園大学)

(文:合田英興)

初めての田植え

 恵泉田圃で、田植えを初めて体験した。緑地奥にある田圃は苗床、うるち米、餅米用の3枚に分けられて美しく並んでいる。先ず苗床田圃で苗取りをした。相当に長い長靴で田圃に入り、苗を取ったら軽く泥をすすぎ、ワラで束ねる作業。やっているうちに体重で足が泥に嵌まっていき不安になる。右足踵から動かそうとした途端、長靴が抜けそうなってバランスが崩れ、ドロンコ第1号となった。
 その後は裸足になり田圃に入った。ヌルッとした感触が足裏で感じられ、田水の冷やっこさが意外に気持ち良かった。長靴より裸足のほうが泥に潜っていかないのも意外であった。
 当会Nさんは今年もお孫さんと参加され、元関係農家のMさんは学生と会話しながら、楽しそうに裸足で作業されていた。アッという間の楽しい一時であった。 (文:新納 清子 )

森林のフィトンチッドは人の心身もリフレッシュ

 3月。今日は気持ちの良い晴天。民家のお庭には色とりどりにツバキ、スイセンやスミレ。布田道に面した作業小屋のある広場では、先月のロウバイに変わり、大木のコブシやレンギョウがお出迎え。この場所はいつ来ても心地良い。
 今日は裏山調査で急傾斜を登る合田さんと別れ、私たち6名は脇道から初めて裏山へ分け入る。気分はワクワク “みどりのゆび探検隊” 。
 木々の根が階段状に張り出ているため、滑らないように気をつけて登ると、小さな古い小屋のある草地に出た。大人でも思わず駆け出したくなる気持ちの良い場所。仲間とヨガやティーパーティなどしたら楽しいことでしょう! と思いながら、合田さんの指示に従い奥の細い道を進むと、大きなカシ?の木のある美しい竹林が続く。さらに道を上りきると、祠のある眺望の良い場所に辿り着いた。
 合田さんと合流後、いつもの竹林まで下って前回の伐採竹の整理と一面の小竹の刈り取り作業。陽当たりの良い広場がつくられた。
 作業帰りにはヤマザクラや満開のヨウコウザクラも見事。この里山を歩く度に自然に魅せられ、楽しみが増えて嬉しい。
 どうぞ皆さま、 森林浴においでください。
(文:松本 美津子)

今年もタケノコ祭がやって来た!

 昨年の9月に、竹林専門家の方のお話を聞いてから、竹を沢山切りました。神谷さんの呼び掛けで参加者が増え仕事もはかどりました。竹林には日がよく射し込み、風もよく通るようになり、サンショウはあちこちから生え、いつの間にかタラの芽も出ています。キンランやタマノカンアオイも静かに咲いています。
 タケノコ祭で嬉しいのは、普段はフットパスでしか会えない人と竹林で会える事です。タケノコ祭はタケノコを掘るのが目的ですが、この日は皆のお楽しみの日でもあります。
 まずはいつもの具がたっぷり入ったタケノコ汁、焼きタケノコ、タケノコの刺身 ( 特製木の芽ソース添え ) 、最近はこれに焼きリンゴが加わりました。今年は干し葡萄入りで、切り分けるとバターとシナモンがほのかに香り、ここでしか味わえない格別の一品で大人気です。
 焚き火では、焼きリンゴの他に除湿消臭に役立つお持ち帰り用の炭を焼きます。松ぼっくりは綺麗に焼け、今度は形がおもしろいレンコンの輪切りでも作る予定。試してみたい物があればお持ちください。一緒に炭を焼きましょう。
 今年はタケノコがあまり採れませんでした。来年は豊作でありますように。
(文:鈴木 由美子)


美しくスッキリした竹林(0206 写真:神谷)

  
タケノコ祭のタケノコ(写真:横山)とキンラン(写真:神谷)







タケノコ祭の楽しみ:
タケノコ汁、焼きタケノコ、
タケノコの刺身、焼きリンゴ
などを楽しむ参加者のみなさ
ま(写真:横山)


タケノコ祭に参加のみなさま(写真:神谷)
バッタとコオロギ取り
2019.11.16
 今年で4年目になり、多くの方が参加するようになりました。町田市小野路は、東京の都心から近いところにありますが、豊かな自然が残されています。参加される皆さんには、里山の自然でいろいろな遊びを体験していただき、人と自然の関わりについて考え、今後も大切にしていこうという気持ちを育てています。
 この活動は「子どもゆめ基金」の助成を受けて実施しています。

11 月16 日(土) 天気:晴 参加:7 家族16 人

 秋は草むらでバッタとコオロギ取り。広い田圃や空き地を走り回っていました。
 パチンコを作りました。二叉の枝を探して、ゴムを結びます。玉はどんぐりです。コナラやクヌギ、アラカシなどのどんぐりをいっぱい拾いました。的は大きな鍋と蓋です。当たればカーンといい音がします。
 お昼は、山から木の枝を集めてたき火をしました。焼き芋とマシュマロ焼きをしました。
(小林 道正)
昆虫採集
2019.07.26
 今年で4年目になり、多くの方が参加するようになりました。町田市小野路は、東京の都心から近いところにありますが、豊かな自然が残されています。参加される皆さんには、里山の自然でいろいろな遊びを体験していただき、人と自然の関わりについて考え、今後も大切にしていこうという気持ちを育てています。
 この活動は「子どもゆめ基金」の助成を受けて実施しています。

7 月26・27 日(金・土) 天気:晴 参加:12 家族45 人

 夏の里山は何といっても昆虫採集です。クワガタやカブトムシが捕れればもらえるので、たくさんの家族が参加してくれました。数日前から仕掛けておいた「虫取りトラップ」を見て回り、カブトムシやクワガタ、カナブンがたくさん入っているところを見つけました。
 みんなで山分けします。しかし、自分の手でつかんで虫かごに入れないともらえません。お母さんやお父さんに捕まえて貰うことはできません。勇気を出してつかんでいました。
(小林 道正)







里山保全活動
2019.06.23
6 月23 日(日)
緑地の原っぱは、日頃石垣さんが手入れをして下さっているので、この日は草刈りをしなくても済みました。ただ案の定、水辺でブタクサがのびのびと育っていて、これは種を飛ばす前に抜いてしまわないと、翌年厄介な事になります。神谷さんと二人で、隣の敷地の分まで次々と抜きました。茎を持って引っ張ると面白いように根っこごと抜けます。1 時間半程で作業を終えました。
(鈴木 由美子)
環境教育
2019.04.27
 今年で4年目になり、多くの方が参加するようになりました。町田市小野路は、東京の都心から近いところにありますが、豊かな自然が残されています。参加される皆さんには、里山の自然でいろいろな遊びを体験していただき、人と自然の関わりについて考え、今後も大切にしていこうという気持ちを育てています。
 この活動は「子どもゆめ基金」の助成を受けて実施しています。

4 月27 日(土)天気:曇のち雨 参加:2 家族4 人

実施の連絡が遅かったこと、GWの連休に入ってしまったことなどの理由から少ない人数で実施しました。立木にロープをかけてブランコや、丸太を運んできて滑り台?を作りました。こんなモノでも充分に楽しく遊べました。お昼は山菜の天ぷら。春の七草やたけのこをとって食べました。
(小林 道正)