•  フットパス活動の記録

竹林の整備あってこその タケノコ掘り、今年は?
2021.04.10
竹林の整備あってこその タケノコ掘り、今年は?
4月10日(土) 天気:曇 参加者:?名 コロナ禍とこの時期の天候不順、結果としての竹の生育不調は、毎年のご褒美、タケノコ掘りの楽しみも削いでしまいました。

冬から月に1日続けて来た竹林の整備は、タケノコ掘り本番の4月に備えて拍車がかかります。3月21日(日)の直前整備は雨のため中止。それでも熱心な合田さんから、「近いんだからどうですか?」と声がかかり、26日(木)には二人で竹林の整備をすることに。竹林では雑木を含めて倒木が数本あり、足場も悪い状況。これをノコギリで裁断して広場に集め、4月10日(土)に予定されているタケノコ掘りに備えました。

さて気になるタケノコの出具合は? 今年はど こも不作という評判も気になり、本番の10日を前 に、続いて4月7日(水)には下見を敢行。広場 を挟んで上段の竹林では、それでも2本程を確認 できましたが、数カ所、掘り返された跡があり、 鬼皮が捨てられていました。下段でも10カ所以上 の堀り跡があり、これは会員以外の侵入があった としか思えません。なんとかならないものでしょ うか。
そうこうする内にタケノコ掘り初日。まずまずのお日和に恵まれて、昨年同様、各人コロナ対策をしての有志の集合です。広場では恒例のタケノコ汁の鍋が主役の投入を待っています。今年はやっぱり不作のよう。それでも参加者全員でタケノコ汁に舌鼓を打ち、倒木を集めた焚き火にくべたホイル焼きで、春の香りを味わうことができました。
この後予定されていた17日(土)、25日(日)のタケノコ掘りは中止。雨や、25日には緊急事態宣言の発令もあっての残念な判断でした。

竹林整備の観点からみれば、タケノコの不作は 竹の伐採し過ぎによる生態系の変化だろうか? いや地球環境、温暖化に原因があるのでは? な どと考えながらも、来年に期待したいと思ってい ます。
(井上 メイ子)

2021.04.10 12:50 | 固定リンク | 緑地管理