•  フットパス活動の記録

青梅丘陵、秋の草花観察
2019.10.06
スミレ博士・山田隆彦先生と歩く
青梅丘陵、秋の草花観察フットパス
10 月6 日(日) 天気:薄曇 参加者:6 名
講師:山田 隆彦(日本植物友の会副会長)
草花をゆっくり観察しながら歩く楽しいフットパスです。講師は日本植物友の会副会長山田隆彦先生。
今回は秋の青梅丘陵を歩きました。青梅丘陵ハイキングコースをJR 青梅駅から宮ノ平駅まで。ハイキングなら約1時間半のコースを、道端や森の草花を見たり、草花にまつわる興味深いお話を聞いたりしながら、ゆっくりと、歩く途中、昼食をはさみ、約4時間かけて歩きました。途中で観察した主な植物名:アレチヌスビトハギ、カラムシ、キヅタ、アカメガシ、センニンソウ、ヒヨドリジョウゴ、ミズヒキ、ハナタデ、ナキリスゲ、オトコヨウゾメ、ササタケ、キツネノマゴ、ササクサ、シロヤマギク、オオハナワラビ、ユウガギク、ノコンギク、ガンクビソウ、オオバイノモトソウ、マユミ、ゴンズイ、コセンダングサほか。
(田邊 博仁)
詳細はNPO 法人「みどりのゆび」のfacebook ページ10 月8 日をご覧ください。
2019.10.06 13:57 | 固定リンク | フットパス
理事会・総会
2019.09.29
9 月29 日(日)
 今年の理事会、総会は、担当だった尾留川副理事長が病気になり、経理面で空白ができてしまい、開催が遅くなってしまいました。
 幸いなことに高見沢理事長から眞島税理事務所をご紹介いただき、大変よくご指導をいただくことができまたし。無事きちんと経理処理していただき、9 月29 日に町田市民文学館「ことばらんど」にて理事会、総会を開催いたしました。
 今年は赤字の解決策については、経費削減として、販売物品(マップ)の適正在庫により無駄を省くこと。また、HP のスリム化によりHP の管理費を削減するなどを図ること。収入源のさらなる確保策として、助成金や寄付金の増加を計りたく、理事や会員の方々からのご協力をお願いしたいなど。また今後の方針としては、地元と協力してフットパスの輪をあちこちの里山から中心市街地までさらに拡大強化していきたいなどの意見が交換されました。
(神谷 由紀子)
昆虫採集
2019.07.26
 今年で4年目になり、多くの方が参加するようになりました。町田市小野路は、東京の都心から近いところにありますが、豊かな自然が残されています。参加される皆さんには、里山の自然でいろいろな遊びを体験していただき、人と自然の関わりについて考え、今後も大切にしていこうという気持ちを育てています。
 この活動は「子どもゆめ基金」の助成を受けて実施しています。

7 月26・27 日(金・土) 天気:晴 参加:12 家族45 人

 夏の里山は何といっても昆虫採集です。クワガタやカブトムシが捕れればもらえるので、たくさんの家族が参加してくれました。数日前から仕掛けておいた「虫取りトラップ」を見て回り、カブトムシやクワガタ、カナブンがたくさん入っているところを見つけました。
 みんなで山分けします。しかし、自分の手でつかんで虫かごに入れないともらえません。お母さんやお父さんに捕まえて貰うことはできません。勇気を出してつかんでいました。
(小林 道正)







二人の文豪(武者小路実篤と徳富蘆花)の住まい跡の公園を歩く
2019.07.13
二人の文豪(武者小路実篤と徳富蘆花)の住まい跡の公園を歩く
7 月13 日(土) 天気:曇 参加者:8 名
講師:田邊 博仁(みどりのゆび)
小田急線成城学園駅からスタート。成城の街並み歩きを楽しみ、さらに、国分寺崖線に沿って、緑多い素敵な小径を歩きます。そして、調布へ入り、「雑木林のみち・調布若葉町コース」を進みます。実篤は、水のあるところに住みたいという子供の頃からの願いどおり、70 歳の時に仙川の地へ居をかまえ、90 歳で亡くなるまでの約20 年間を過ごしました。国分寺崖線の傾斜地に沿って建てられた邸宅は、できる限り実篤が暮らした当時のまま保存され、戦後の和風住宅の好例として国の登録有形文化財に指定されています。
次に、蘆花恒春園を訪ねました。明治・大正期の文
豪、徳富蘆花が、39 歳のときに晴耕雨読の田園生活を営むため、当時まだ草深かった千歳村粕谷の地に土地と家屋を求め、「恒春園」と称します。58 歳で亡くなるまでの約20 年間を過ごしました。武蔵野の風景を保存した公園内に、約100 年前の明治の文豪の旧宅(都史跡)がよく保存されていました。
(田邊 博仁)
詳細はNPO 法人「みどりのゆび」のfacebook ページ7 月14 日をご覧ください。
2019.07.13 13:52 | 固定リンク | フットパス
青森で最初のフットパスは?
2019.07.02
青森で最初のフットパスは?
7 月2 日(火) 天気:晴 参加者:1名
また1 つ素敵なフットパスをご紹介します。青森市です。東北は最近あちこち繋がってきてるようですし、北海道からも近いので、皆さんここにも是非行ってあげてください。
7 月3 日、青森大学の小山内誠先生の授業で話をさせていただきました。その前日、幸畑地区という、青森市でも関心度の高い地域の中でのフットパスコースの候補地を見せていただき、夜には小山内先生の率いるNPO「ういむい未来の里」の主要メンバーの方々との意見交換会にも参加させていただきました。
フットパスはやはり行ってみなければわからないものです。観光では、青森のねぶたはあまりにも有名ですが、そのほかの季節では弘前や八戸に押され気味の感もあります。しかし、青森に降り立った途端、空気の清涼感、まちの清潔感、そして驚いたことに行き交う人はじっちゃばっちゃではなく皆おしゃれで、まち自体も上品と、来なくてはわからない実感でした。
戦火で古いものは全焼したとのことでしたが、戦後の昭和的建造物がかなり残っており、アーティスティックな新しい建物と相俟ってクールでありながら暖かなまちでした。
実は、青森はあまり人には教えたくない“住んでみたら最高”のまちで、東京などからの移住者も結構多いのです。青森市を地形地図で見てみると、下北半島、津軽半島、岩木山、八甲田山などに囲まれた大パノラマで、その中で青森市は湾の中央に密着した平地という好条件にあります。まちから観光地のどこに行くにも30 分ほどで行けるそうで、一泊二日でかなり満足度の高い旅になるようです。「三内丸山遺跡」も15分圏内です。ちなみに三内丸山は縄文の昔には海岸の崖っぷちでした。だから遺跡も残るのですね。こんな地形なのでもちろん食べ物も大変豊かで、しじみは十三湖から、白魚は小川原湖からと魚の種類は多く、果物もりんご、さくらんぼ、カシスまで、ネマガリタケ、ミズなど山菜もあります。
 青森市で最初のフットパスの候補地は、青森大学のある幸畑地区です。青森市郊外の少し小高く緑の多い地域で、リンゴ畑の中を縫っている小径、ふくろうやサンショウウオなど貴重な生物の住む森、7 月にフタリシズカやヒメアオキのある涼しい林、陸奥湾の見える丘、岩木山、八甲田山の見える商店街と、なかなかバリエーションに富んだ青森らしさのあるコースです。今度は町田のチームとゆっくり伺いたいと思います。
(神谷 由紀子)



























2019.07.02 13:42 | 固定リンク | フットパス